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塩化ナトリウム中毒の海外の事例 [中毒]

中毒を起こす食塩の量はどのくらい?



塩化ナトリウム中毒で赤ちゃんが亡くなりました。
でも、乳児や子供の塩化ナトリウム中毒の、情報がなくて心配です。
塩化ナトリウム中毒(塩中毒)の、海外の事例を見つけました。





塩化ナトリウム中毒になるのは海外でも子供が多い



塩化ナトリウム中毒つまり、塩中毒については、日本の中では子供の事例が見つけられませんでした。

塩化ナトリウム中毒の海外の事例が見つかりましたので、参考になさってくださいね。

■↓こちらは、海外の塩化ナトリウム中毒の参考文献です。


【参照論文】
Non-accidental salt poisoning.
R Meadow Arch Dis Child. 1993 Apr; 68(4): 448-452


■海外の塩化ナトリウム中毒の子供の事例からわかったこと↓↓

心配なのは、通常の生活のなかで、赤ちゃんが食塩中毒になる可能性があるのか?ということですよね。

論文では、食塩中毒を起こした赤ちゃんは、少なくとも10g程度の食塩(小さじ2杯分)を与えられていたと見ています。
小さじ2杯というと少ないように聞こえますが、実際にはかなり多量です。例えば紅茶などに入れてみると、とてもではないですが塩辛くて飲めません。


食塩中毒 過去の例の特徴は

ここまで見てきた内容をまとめると、下記のようになります
・中毒例の多くは、赤ちゃん
・腎臓が未熟で、自力で水を飲めないことから起きやすくなる
・通常の育児のなかで食塩中毒が起きる可能性は低い
・「虐待」が背景にあったケースが多い

こうした悲劇に、赤ちゃんが巻き込まれないようにするために何が必要なのか。
論文で見たケースでは、食塩中毒は「自分では飲み物を得られず、言葉で苦痛を伝えることもできない」赤ちゃんを相手に、本来ならその存在を保護すべき人によって意図的に起こされていました。
密室で行われる育児のなかで行われた場合、なかなか防ぐのが難しいとも感じてしまいます。それでも、いち早く「異変」に気づく可能性をほんの少しでも高められるよう、食塩中毒の特徴について頭の片隅に入れておこうと思いました。


塩化ナトリウム中毒の記事でした、いかがでしたか。

妊娠中の赤ちゃんは母親の胎盤を通じて、母親に自分の排せつ物の処理をしてもらって生きています。

赤ちゃんが この世に生まれて1か月とかの短い時間では、自分で毒素を処理するだけ力がない。

生まれてすぐの赤ちゃんは、自力で毒素の排泄を始めた直後です。
母乳以外の化学物質を処理できるほどは、腎臓が、まだ十分に使える状態ではない。」ということでしょう。

■赤ちゃんを亡くしてしまう、具体的な塩化ナトリウム中毒の塩の量


「論文では、食塩中毒を起こした赤ちゃんは、少なくとも10g程度の食塩(小さじ2杯分)を与えられていたと見ています。
小さじ2杯というと少ないように聞こえますが、実際にはかなり多量です。例えば紅茶などに入れてみると、とてもではないですが塩辛くて飲めません。」


ご紹介した記事の、↑この文章からわかることは、【小さじ2杯を赤ちゃんの口に無理にでも入れてしまうと、塩化ナトリウム中毒を引き起こす】ということです。

子供に出すお料理の調味料は、濃さに注意しなければいけないですね。



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塩化ナトリウム中毒とは塩中毒!









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タグ:中毒 病気
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